第3回定例研究会

第3回定例研究会

日 時:2007年11月12日(月)18時30分〜21時頃
場 所:市政会館5F第1会議室
千代田区日比谷公園1−3
http://www.timr.or.jp/kaikan/map.html
※市政会館は東京市政調査会の入っている建物です。
※前回と会場が違いますので、ご注意ください。
報告者:海老塚良吉さん(法政大学現代福祉学部兼任講師、学術博士)
個人のホームページ http://homepage1.nifty.com/ebizuka/
内 容:居住格差の拡大と地域社会の取り組み
要 旨:
国土交通省はこれまで40年間、8次にわたって策定してきた住宅計画5カ年計画に代え、2006年6月に住生活基本法を公布施行して、新たな住宅政策(住宅市場を整備し、住宅セーフティネットを構築して、良質な住宅ストック、居住環境を形成する)を展開している。しかし、公営住宅には容易に入居ができず、公団公社の賃貸住宅は縮小の方向にあり、老朽化した分譲マンションは建て替え、改修が困難で値下がりが進んでいる。このような状況の中で、ホームレスのために宿泊所事業や、高齢者のグループホームを建設するなどの非営利の民間組織が各地で生まれている。居住格差の拡大に取り組むこのような地域社会の活動状況を報告し、活動を広げていくための課題等について議論したい。
※報告時間は約60分。その後質疑応答という流れで考えております。