日本の貧困対策にいま必要なこと
~「貧困・困窮者支援チーム」の取組みの現状と課題~
昨年10月、「貧困・困窮者支援チーム」は、政府・緊急雇用対策本部「緊急支援アクションプラン」に基づき、「求職中の貧困・困窮者が再び『派遣村』を必要とすることなく、安心して生活が送れるようにする」ことを目標に動き始めました。
具体的な緊急支援策としては、11月30日のワンストップ・サービス・デイを皮切りに、年末年始生活相談などが進められてきました。ワンストップ・サービスは、ハローワーク等の窓口に相談機能を集中させる初めての試みです。しかも、本サービスには、生活保護や雇用保険だけではなく、「新しいセーフティネット」と呼ばれる、就職安定資金融資、住宅手当、総合支援資金貸付、訓練・生活支援給付、臨時特例つなぎ資金貸付、就職活動困難者支援事業、長期失業者支援事業などの対策を備えています。
研究会では、「貧困・困窮者支援チーム」事務局長の湯浅誠さんをお呼びして、本チームの取組みの現状について報告していただくとともに、「日本の貧困対策にいま必要なこと」を参加者とともに検討し、議論できればと思います。
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日 時 2010年2月27日(土)14:00~16:30(13:30受付開始)
報 告 者 湯浅 誠さん(もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長)
報告内容 日本の貧困対策にいま必要なこと
~「貧困・困窮者支援チーム」の取組みの現状と課題~
会 場 日本大学経済学部 7号館13階会議室3
(JR水道橋駅から徒歩約2分)
交通アクセス
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/other/access/access.html
参 加 費:500円
※非会員の方も参加できます。事前の参加連絡は不要です。
※当日、湯浅さんが配布した資料です。ぜひご覧ください。