『貧困研究』第15号

2015年12月

出版:明石書店
定価:1800円+税

編集委員

福原宏幸(編集長)
布川日佐史
松本伊智朗
湯澤直美
村上英吾
山田篤裕
垣田裕介
阿部彩

巻頭のことば

(垣田裕介)

特集 アベノミクスと貧困・格差

 アベノミクスとトリクル・ダウン仮説を考える(駒村康平)
 株価の上昇が資産・所得・消費の格差に与える影響(宇南山卓)
 低所得者世帯の生活基盤に物価上昇がもたらす影響(村上英吾)
 年金改正・物価上昇が将来の高齢世帯の貧困にもたらす影響(稲垣誠一)
 介護保険制度改革が地域で暮らす人々の生活の自立にもたらす影響(井口克郎)
 日本の公教育が抱える問題(中澤渉)
 日本再興・女性活躍と雇用・ジェンダー(三山雅子)
 政府の賃上げ要請、被保険者適用拡大と雇用・賃金動向への影響(小島茂)

シリーズ 生活困窮者支援の現場から 1

 一人ひとりと向き合う個別的な支援(鈴木晶子)

書評論文

 白波瀬達也著『宗教の社会貢献を問い直す-ホームレス支援の現場から』(北山輝裕)

投稿論文

 障害等により手助けや見守りを要する人の貧困の実態(山田篤裕/百瀬優/四方理人)

国内貧困研究情報

 <注目すべき調査報告書>
 シングルファーザー生活実態調査報告書(湯澤直美)

貧困に関する政策および運動情報

 2015年1月~2015年6月(山田壮志郎/五石敬路/小西祐馬/村上英吾/北川由紀彦)