『貧困研究』第11号

2013年11月

出版:明石書店
定価:1800円

編集委員

布川日佐史(編集長)
福原宏幸
松本伊智朗
湯澤直美
村上英吾
山田篤裕

巻頭のことば

貧困対策をさらに進めるために(山田篤裕)

子どもの貧困と教育の課題

特集趣旨 教育は子どもの貧困対策の切り札か?(松本伊智朗)
貧困を理由に誰ひとり排除しない教育制度を目指して(中島哲彦)
奨学金問題と貧困(岩重佳治)
貧困の世代間継承にどう立ち向かうか(岡部卓)
子供の貧困と学校・ソーシャルワーク(金澤ますみ)
『子どもの貧困対策の推進に関する法律』の制定経緯と今後の課題(湯澤直美)

投稿論文

「戦後史のなかの朝日訴訟ー朝日訴訟運動はなぜ『生存権』を語ることができたのかー」(冨江直子)
「中国における『都市住民最低生活保障条例』の展開とその課題ー北京市の低保基準の設定を中心としてー」(王瑋)

書評論文

後藤広史著『ホームレス状態からの「脱却」に向けた支援ー人間関係・自尊感情・「場」の保障』鈴木忠義

国内貧困研究情報

1 注目すべき調査報告書
「単身生活者の実態と支援ニーズを把握するための調査」報告(滝脇憲・竹島正・立森久照・岡村毅・的場由木)
2 貧困研究会開催部会からの報告 貧困研究会関西部会研究会 発足しました(五石敬路)

貧困に関する政策および運動情報

2013年1月~2013年6月(山田壮志郎/五石敬路/小西祐馬/村上英吾/北川由紀彦)