『貧困研究』第18号

2017年6月

出版:明石書店
定価:1800円+税

編集委員

福原宏幸(編集長)
布川日佐史
松本伊智朗
湯澤直美
村上英吾
山田篤裕
垣田裕介
阿部彩

巻頭のことば

(村上英吾)

特集1 生活再建と貧困・復興格差--貧困研究会第9回研究大会共通論題より

 シンポジウム「生活再建と貧困・復興格差」に向けて(丹波史紀)
 原発事故賠償からみる福島復興の課題--被災者の生活再建と地域再生に向けて(除本理史)
 県外避難者の支援について(佐藤宏美)
 被災地から見る貧困問題(渡邉純)

特集2 貧困問題と法的支援

 生活困窮者に対する法的支援の現状と課題(舟木浩)
 法テラスの司法ソーシャルワークの取り組み(森優一)
 生活困窮者の法律相談--大阪弁護士会の取り組み(小久保哲郎)
 ひとり親への法的支援--離婚が貧困に直結している現実を踏まえて(篠田奈保子)

シリーズ 生活困窮者支援の現場から 4

 子どもたちと新しい明日をつくる(村尾政樹)

書評論文

 稲葉剛著『貧困の現場から社会を変える』(山内太郎)
 上間陽子著『裸足で逃げる--沖縄の夜の街の少女たち』(長瀬正子)

投稿論文

 「社会保障システムにおける食料保障--フードバンク事業の社会政策的側面での意義と可能性についての考察」(角崎洋平)

調査報告

 「フードバンクと生活困窮者支援--フードバンクと支援団体・施設からの聴き取り調査結果をもとに」(佐藤順子)

調査報告

貧困研究会第9回研究大会報告(嵯峨嘉子/中澤秀一・小澤薫/中野加奈子/湯川順子/田中聡子)

貧困に関する政策および運動情報

 2016年7月~2016年12月(山田壮志郎/五石敬路/小西祐馬/村上英吾/北川由紀彦)