明らかになった貧困下の若者と居住状況
このたび、住宅政策提案・検討委員会(事務局:認定NPO法人ビッグイシュー基金)が『若者の住宅問題』と題した調査報告書をまとめました。その結果、低賃金で過酷な住居費負担にあえぎながら、6.6%もの人が広義のホームレス状態を経験している一方で、回答者の4人に3人が親と同居、3人に1人が「大卒」、「いじめ経験者」、3割弱が「うつ病経験者」など、「無業・ひきこもり」や社会的不利・困難を抱えた若年層の居住の実情も明らかにされました。今回の研究会では、委員長として報告書をまとめられた平山洋介さんに、同調査結果をご報告頂きたいと思います。
また、貧困研究会は、「住まいの貧困ネット」と共同し、「大都市の住まい実態調査プロジェクト」として、東京、大阪、名古屋をはじめとした大都市における生活困窮者の住まいの実態を実施しておりますので、その途中経過もご報告する予定です。
報告者:平山 洋介 さん(神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授)
小田川華子 さん(横浜国立大学 非常勤講師)ほか
日時:2015年 1月28日(水) 午後6時00分〜8時00分
場所:大阪市立大学梅田サテライト(大阪駅前第2ビル 6F)103教室
http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/access/index.html
参加費:無料
※本研究会は、大阪市立大学都市研究プラザの先端的都市研究拠点共同利用事業の助成を受け実施します。
※参加ご希望の方は、お名前をご記入のうえ、下記アドレスまでご連絡ください。
貧困研究会 関西部会
hinkonka(at)hotmail.co.jp