1990年代後半以降、ホームレス、生活保護受給者、非正規雇用に就かざるをえない若者、子どもの貧困などが、大きく取り上げられるようになってきた。他方、ホームレス支援全国ネットワーク、反貧困ネットワ ークなどの支援・運動の全国的組織をはじめ、各地域でも支援・運動が広がっている。そうしたなかで、いくつかの支援制度も構築されてきた。しかし、この問題の解決に向けた道筋は、依然として見通せないでいる。このワークショップでは、実践活動を通して貧困問題に挑戦し、反貧困運動として新しい問題提起を続けている若手活動家の皆さんに登壇していただき、現在の貧困問題の本質、この問題解決の今後のあり方、そして反貧困運動の未来などについて語っていただき、意見交換をしていただきます。
日 時 2018年6月17日(日) 13:30〜16:30(受付開始 13:00)
会 場 日本大学経済学部 7号館9階 7092教室
最寄り駅:JR 水道橋駅
※地図はこちらを参照してください。
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/access/
報告および討論者:
●大西 連 認定NPO 法人自立生活サポートセンター・もやい理事長
「日本の『貧困』をめぐる現況-運動・支援・施策の変化を中心に」
●原田仁希 AEQUITAS(エキタス) メンバー
「最賃1500円と反貧困」
●渡辺寛人 NPO法人POSSE事務局長
「<派遣村>以降の反貧困運動」
コーディネーター:福原宏幸 『貧困研究』編集長・大阪市立大学
※参加費は無料。会員以外の方も参加できます。
担当:『貧困研究』編集委員会/貧困研究会 研究会担当委員
福原宏幸
福原宏幸