第27回定例研究会

 第 27 回定例研究会では、2017 年 3 月に単著『〈自立支援〉の社会保障を問う: 生活保護・最 低賃金・ワーキングプア』を出版された桜井啓太さんをお呼びして、その内容についてご報告い ただきます。
 桜井さんは、地方自治体の職員として働いていた当時から、主に生活保護の現場に即した調査・研究を精力的に行い、数々の論文を発表してきました。本書はその集大成とも言えるもので あり、「〈自立>支援」の実践が、実際に支援される人びとや現場に何をもたらしているのかを 明らかにしています。
 「自立支援」という理念が社会福祉に及ぼした影響とは何か、現場実践に おける課題も含めて議論できればと思います。皆さんの参加をお待ちしています。

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テーマ:〈自立支援〉の社会保障を問う

日時 2017年 8月19日 (土) 13:30〜16:30(受付開始13:00〜)
会場 日本大学経済学部 7号館9階 7092教室
報告者 桜井啓太さん(名古屋市立大学)

*会員以外の方も参加できます
*参加費無料
*事前の連絡は不要です

『貧困研究』第18号

2017年6月

出版:明石書店
定価:1800円+税

編集委員

福原宏幸(編集長)
布川日佐史
松本伊智朗
湯澤直美
村上英吾
山田篤裕
垣田裕介
阿部彩

巻頭のことば

(村上英吾)

特集1 生活再建と貧困・復興格差--貧困研究会第9回研究大会共通論題より

 シンポジウム「生活再建と貧困・復興格差」に向けて(丹波史紀)
 原発事故賠償からみる福島復興の課題--被災者の生活再建と地域再生に向けて(除本理史)
 県外避難者の支援について(佐藤宏美)
 被災地から見る貧困問題(渡邉純)

特集2 貧困問題と法的支援

 生活困窮者に対する法的支援の現状と課題(舟木浩)
 法テラスの司法ソーシャルワークの取り組み(森優一)
 生活困窮者の法律相談--大阪弁護士会の取り組み(小久保哲郎)
 ひとり親への法的支援--離婚が貧困に直結している現実を踏まえて(篠田奈保子)

シリーズ 生活困窮者支援の現場から 4

 子どもたちと新しい明日をつくる(村尾政樹)

書評論文

 稲葉剛著『貧困の現場から社会を変える』(山内太郎)
 上間陽子著『裸足で逃げる--沖縄の夜の街の少女たち』(長瀬正子)

投稿論文

 「社会保障システムにおける食料保障--フードバンク事業の社会政策的側面での意義と可能性についての考察」(角崎洋平)

調査報告

 「フードバンクと生活困窮者支援--フードバンクと支援団体・施設からの聴き取り調査結果をもとに」(佐藤順子)

調査報告

貧困研究会第9回研究大会報告(嵯峨嘉子/中澤秀一・小澤薫/中野加奈子/湯川順子/田中聡子)

貧困に関する政策および運動情報

 2016年7月~2016年12月(山田壮志郎/五石敬路/小西祐馬/村上英吾/北川由紀彦)

貧困研究奨励基金による研究助成の募集について

2017年4月1日
貧困研究会 会員の皆様
貧困研究会
代表 布川日佐史

 
 貧困研究会として、「貧困」に関わる調査研究に携わる研究者の連携と協力を促進し、貧困研究のさらなる活性をはかるため、昨年度「貧困研究奨励基金」を設置し、会員の研究助成を進めてきました。昨年度は5件の応募の中から、4件を採択し、優れた成果があがってきています。
 新年度の募集を始めます。会の予算の状況から、昨年ほどの枠は確保できませんが、特に、大学院生、ポスドク、若手研究者の方々の積極的なご応募をお待ちしております。
 なお、本基金は会員の皆様の会費および寄付で運営されております。今後の継続的な活動のため、寄付を通じてのご支援をお願い致します。

 
募集時期:2017年4月1日~2017年5月8日〔当日消印必着〕

決定時期:2017年5月下旬

助成金額:研究期間1年以内、10万円。2件を採択予定。
     (本年度は、研究期間2年の助成は募集いたしません。)

研究助成要項および申込書:添付書類をご参照ください。

応募要綱および申請書類:応募書類をご参照ください。

以上

 


応募先(問い合わせ先)
松本一郎(大正大学) i_matsumoto[ at ]mail.tais.ac.jp
※上記アドレスの[ at ]を半角の@に置き換えてください。

『貧困研究』第17号

2016年11月

出版:明石書店
定価:1800円+税

編集委員

福原宏幸(編集長)
布川日佐史
松本伊智朗
湯澤直美
村上英吾
山田篤裕
垣田裕介
阿部彩

巻頭のことば

(湯澤直美)

特集1 社会不安に揺れる欧州とアメリカ

 イギリス:行き詰った子どもの貧困対策(伊藤善典・阿部彩)
 フランス:フランス郊外貧困地区とスティグマ化(川野英二)
 フィンランド:ベーシックインカム実験案と社会政策の変化(五石敬路)
 EU:欧州における「再国民化」の動きと社会政策の変容(石田徹)
 アメリカ:アメリカにおける移民増加と生活困窮者支援策(木下武徳)

特集2 ホームレス問題は解決したか? ホームレス自立支援法の期限切れを前に

 特集によせて(後藤広史)
 ホームレス問題にとってのホームレス自立支援法(垣田裕介)
 ホームレス対策は生活困窮者自立支援法に移行できたか?(山田壮志郎)
 東京五輪に向けたストリートカウントの実施報告―ロンドン五輪の事例研究を交えて(河西奈緒・北畠拓也)
 コメント(奥田知志・小久保哲郎・稲葉剛)

シリーズ 生活困窮者支援の現場から 3

 誰もが何度でもやり直せる社会へ(川口加奈)

書評論文

 岩田正美著『社会福祉のトポス』(青木紀)
 林明子著『生活保護世帯の子どものライフストーリー』(岩田美香)
 福原宏幸・中村健吾・柳原剛司編著『ユーロ危機と欧州福祉レジームの変容』(高田一夫)

投稿論文

 「生活困窮者支援とフードバンク活動」(小関隆志)

注目すべき調査報告書

 日本財団「子どもの貧困の社会的損失推計レポート」(2015年12月)・「子どもの貧困の社会的損失推計-都道府県別推計-レポート」(2016年3月)(大石亜希子)

貧困に関する政策および運動情報

 2016年1月~2016年6月(山田壮志郎/五石敬路/小西祐馬/村上英吾/北川由紀彦)

『貧困研究』第16号

2016年7月

出版:明石書店
定価:1800円+税

編集委員

福原宏幸(編集長)
布川日佐史
松本伊智朗
湯澤直美
村上英吾
山田篤裕
垣田裕介
阿部彩

巻頭のことば

(阿部彩)

特集1 地域が抱える健康・貧困リスク問題への学術的視点

 健康リスクの地理的格差と居住地域の貧困(中谷友樹・埴淵知哉)
 地域のソーシャル・キャピタルと地域住民の健康(市田行信)
 リスク集積地域における貧困・剥奪・不健康と社会資源による共助的支援の展開(福原宏幸)
 生活時間の貧困(浦川邦夫)

特集2 死亡事件に見る貧困

 母子世帯をめぐる死亡事件と貧困(湯澤直美)
 高齢者の貧困状態(曽我千春)
 貧困と住み続ける権利、人権としての社会保障・生活保障(井上英夫)

シリーズ 生活困窮者支援の現場から 2

 刑事司法手続における貧困への対応(飯田智子)

書評論文

 山田壮志郎著『無料低額宿泊所の研究』(白波瀬達也)
 セルジュ・ボーガム著(川野英二・中條健志訳)『貧困の基本形態』(中村健吾)
 佐藤順子編著『マイクロクレジットは金融格差を是正できるか』(野田博也)

投稿論文

 公営住宅の集中立地地域に居住する福祉対象層の地域社会に対する認識(川村岳人)
 生活保護制度に対する厳格化志向の関連要因(山田壮志郎・斉藤雅茂)

国内貧困研究情報

 <貧困研究会第8回研究大会報告>
  (2015年12月12日(土)~13日(日)、於:九州大学箱崎キャンパス)
 〈分科会〉
  「フードバンクが生活困窮者支援に果たす役割:日本とフランスの事例から」(佐藤順子・角崎洋平・小関隆志)
〈自由論題〉
  (1)多次元の貧困が若年層の主観的厚生に与える影響: JSHINEデータによる分析(Wei WANG)
  (2)外国人労働者のソーシャル・キャピタルと健康・生産性: 結合型SCと橋渡し型SCの比較(浦川邦夫・Carl PAGE)
  (3)様々な貧困指標による貧困の測定:2000年代以降の貧困の推移(徳冨智哉
)

貧困に関する政策および運動情報

 2015年7月~2015年12月(山田壮志郎/五石敬路/小西祐馬/村上英吾/北川由紀彦)