2016年度「貧困研究奨励基金」の
助成決定について

2016年6月1日
貧困研究会 会員の皆様
貧困研究奨励基金
助成選考委員長 下村幸仁

 
 先般、会員の皆さまに募集いたしました2016年度の「貧困研究奨励基金」による研究助成に対して、5件の応募がありました。選考委員会において、研究テーマと計画内容および実効性、そして調査研究費の積算根拠等から厳正に審査を行い、予算の枠のなかで下記の4名の方々に助成を行うことになりましたので、会員の皆さまにご報告いたします。
 助成金額はいずれも10万円です。

 

  • 白波瀬達也氏「単身高齢化が進む寄せ場の比較研究」
  • 保田真希氏「女性の貧困問題と「二次的依存」
  • 桜井啓太氏「生活保護と奨学金問題」
  • 後藤広史氏「アクションリサーチによるハウジングファーストの効果検証に関する研究」
以上

第26回定例研究会

2002年にホームレス自立支援法が制定され、ホームレス対策は質・量ともに拡充しました。近年では、生活困窮者自立支援法が制定され、ホームレス対策は同法に基づく事業への移行が目指されています。そのような中で、ホームレス自立支援法は2017年8月に期限切れを迎えようとしており、ホームレス対策は新たなステージに入ろうとしています。今回の研究会では、ホームレス問題の現状分析/調査報告を行うとともに、この間ホームレス支援に深く携わってきた方々のコメントを踏まえて、改めてホームレス問題とこれからの対策の方向性について議論していきたいと思います。



ホームレス問題は解決したか?
-ホームレス自立支援法の期限切れを前に-

日時 2016年 7月30日 (土) 13:00〜17:30
会場 日本大学経済学部 7号館2階 講堂(JR水道橋駅から徒歩2分)

13:00    :受付開始
13:30~13:40:開会あいさつ 布川 日佐史(法政大学)
13:40~14:10:問題提起  垣田 裕介(大分大学)
 「ホームレス問題にとってのホームレス自立支援法」
14:10~14:50:調査報告① 山田 壮志郎(日本福祉大学)
 「ホームレス対策は生活困窮者自立支援法に移行できたか?」
14:50~15:30:調査報告② 河西 奈緒(ARCH共同代表)
 「東京五輪に向けたストリートカウントの実施報告―ロンドン五輪の事例研究を交えて」
15:45~16:15:指定発言
 奥田 知志(NPO法人 ホームレス支援全国ネットワーク)
 小久保 哲郎(弁護士)
 稲葉 剛(NPO法人 もやい)
16:15~17:15:全体討論
17:15~17:25:総括 垣田 裕介(大分大学)
17:25~17:30:閉会あいさつ 五石 敬路(大阪市立大学)

*会員以外の方も参加できます
*参加費無料
*事前連絡不要

関西部会 第8回研究会

全国の自治体における生活困窮者自立支援事業の現在


一般社団法人生活困窮者自立支援全国ネットワーク(代表理事 宮本太郎中央大学教授)は、2015年度の厚労省社会福祉推進事業「自治体における生活困窮者自立支援の施策・事業化モデル調査事業」として、全国自治体のアンケート調査や各地の訪問調査を精力的にすすめられてきました。今回は、同団体理事である西岡正次さんをお呼びし、同調査の途中経過をご報告頂くとともに、そこから見えてきた自治体の課題をお話しいただきたいと思います。


報告者:西岡 正次さん(A’ワーク創造館 就労支援室長)

日時:2016年3月19日(土)14時~16時

場所:大阪阪市立大学梅田サテライト(大阪駅前第2ビル6F)105教室

梅田サテライトへのアクセス
http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/access/index.html

参加費:無料

※参加ご希望の方は、お名前をご記入のうえ、下記のアドレスにご連絡ください。

貧困研究会 関西部会

貧困研究奨励基金の募集について

2016年1月6日
貧困研究会 会員の皆様
貧困研究会
代表 布川日佐史

 
貧困研究会は様々な分野で「貧困」に関わる調査研究に携わる研究者の連携と協力を促進することを目的として活動してきましたが、貧困研究のさらなる活性をはかるため、このたび「貧困研究奨励基金」を設置し、会員の研究助成を行うことと致しました。特に、大学院生、ポスドク、若手研究者の方々の積極的なご応募をお待ちしております。

なお、本基金は会員の皆様の会費および寄付で運営されております。今後の継続的な活動のため、寄付を通じてのご支援をお願い致します。

 
募集時期:2016年3月14日~2016年4月11日〔当日消印必着〕

決定時期:2016年5月中旬

助成金額:①研究期間1年の場合10万円、②研究期間2年の場合20万円。
ただし、研究期間を2年とする場合、研究期間1年終了時に経過報告を行うものとする。

応募要綱および申請書類:応募書類をご参照ください。

以上

応募先(問い合わせ先)
五石敬路(大阪市立大学) goishi[ at ]gscc.osaka-cu.ac.jp
※上記アドレスの[ at ]を半角の@に置き換えてください。

『貧困研究』第15号

アサイド

2015年12月

出版:明石書店
定価:1800円+税

編集委員

福原宏幸(編集長)
布川日佐史
松本伊智朗
湯澤直美
村上英吾
山田篤裕
垣田裕介
阿部彩

巻頭のことば

(垣田裕介)

特集 アベノミクスと貧困・格差

 アベノミクスとトリクル・ダウン仮説を考える(駒村康平)
 株価の上昇が資産・所得・消費の格差に与える影響(宇南山卓)
 低所得者世帯の生活基盤に物価上昇がもたらす影響(村上英吾)
 年金改正・物価上昇が将来の高齢世帯の貧困にもたらす影響(稲垣誠一)
 介護保険制度改革が地域で暮らす人々の生活の自立にもたらす影響(井口克郎)
 日本の公教育が抱える問題(中澤渉)
 日本再興・女性活躍と雇用・ジェンダー(三山雅子)
 政府の賃上げ要請、被保険者適用拡大と雇用・賃金動向への影響(小島茂)

シリーズ 生活困窮者支援の現場から 1

 一人ひとりと向き合う個別的な支援(鈴木晶子)

書評論文

 白波瀬達也著『宗教の社会貢献を問い直す-ホームレス支援の現場から』(北山輝裕)

投稿論文

 障害等により手助けや見守りを要する人の貧困の実態(山田篤裕/百瀬優/四方理人)

国内貧困研究情報

 <注目すべき調査報告書>
 シングルファーザー生活実態調査報告書(湯澤直美)

貧困に関する政策および運動情報

 2015年1月~2015年6月(山田壮志郎/五石敬路/小西祐馬/村上英吾/北川由紀彦)