第31回定例研究会
金融排除の実態調査報告

 第31回定例研究会では、科学研究費基盤研究(C)「金融包摂による生活困窮からの脱却可能性」(研究代表者・小関隆志)の調査結果を報告します。
 日本において金融排除・金融包摂という概念はあまり浸透しておらず、日本の金融排除の実態は必ずしも明らかになっておりません。本研究は、金融排除が日本においてどのような形で存在し、生活困窮者の生活に影響を及ぼしているのかを解明するため、2016年秋から約2年間にわたり、東京・京都などでファイナンシャル・ダイアリー調査やインタビュー調査を行いました。両調査の結果を中心に報告する予定です。
 今回の調査結果を、金融包摂を今後どう進めるべきか考えるヒントにするため、ご関心のある方々と活発な意見交換をしたいと思います。

皆さんのご参加をお待ちしています。

第31回定例研究会フライヤー


日 時 2018年11月25日 (日) 13:00〜17:00(受付開始12:30〜)
会 場 明治大学駿河台キャンパス 研究棟2階 第9会議室

報告者:小関隆志(明治大学)/佐藤順子(佛教大学)/角崎洋平(日本福祉大学)/野田博也(愛知県立大学)
コメンテーター:鳥山まどか(北海道大学)/小林立明(学習院大学)

*※非会員の方も参加できます。
 参加費無料・事前の参加連絡は不要です。